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湯灌・エンバーミングの講習会
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皆様こんにちは。株式会社セレモニー真希社 葬祭プランナーの小川です。
先日、湯灌やエンバーミングの講習会へ行ってきました。
まず湯灌の実演を見学しました。何度も立ち会った事のある湯灌ですが、
今回は実演という事で元気なお兄さんが湯灌される所を見学し、
より詳しく実際の湯灌の方法を学びました。
湯灌(ゆかん)とは、初めて聞く言葉の方もいらっしゃるかと思います。
故人様に、お風呂に入っていただく事を湯灌と言います。
1. 見世物ではなく儀式
2. 残されたご家族のグリーフケアにつながる
3. さっぱりする
湯灌には、希望されるご家族様には立ち会っていただきます。
その事から、見世物になりそうで故人にも恥ずかしい思いをさせてしまいそうと、
心配される方もいらっしゃいます。
どなたが何人立ち会われるかは、故人様の尊厳を考え施主様でお決めいただきます。
立ち合いなく全てお任せいただく事も可能です。
もちろん、立ち会っていただいた場合も故人様の全身を覆ったまま行いますので、
お顔や手足以外をお見せすることはございません。
また、湯灌は処置の観点だけではなく宗教宗派を問わずに行われてきた大切な儀式でもあります。
湯灌で使用するお湯が来世に向けての産湯に繋がりますように、
そして一日の疲れをお風呂で癒すように、人生の疲れを湯灌で癒していただけたら幸いです。
全てを綺麗に洗い流し旅立ちのお手伝いが終わった頃には、
湯灌に立ち会われたご家族様もさっぱり、スッキリした気分になると喜んでいただけます。
最後に、故人様に合わせたお化粧をし、告別式の日まで「故人様らしさ」を保っていただけます。
湯灌の時間が、故人様とご家族様だけでお別れができる貴重なお時間になり思い出となります。
今のお身体の状態では、万が一の時に湯灌が出来るのかな?と不安をお持ちのご家族様、
是非事前にご相談くださいませ。