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【お彼岸】大切な人を想い、心を込めて迎えるために・・・

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「お彼岸」と聞いても、何がいいのかわからない……そう感じたことはございませんか?
お彼岸は、仏教の伝統的な行事の一つであり、故人を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
今回は、「お彼岸とは何か?」から、「お彼岸をどのように迎えればよいのか?」まで、ご紹介していきます。
大切なご先祖様・ご家族様への感謝の気持ちを込めて、心穏やかにお彼岸を迎えられるよう、ぜひ参考にしてください。

お彼岸とは?|基本的な意味

お彼岸の意味と歴史

お彼岸は、春分・秋分を中心とした7日間に行われる仏教行事で、故人を偲び供養する期間です。
理由として、仏教では、春分・秋分は「極楽浄土(彼岸)」と「旬(此岸)」が最も淡々とされ、先祖供養に適した時期と考えられています。
具体的には、お彼岸の期間は「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、その前後3日間を含めた計7日間と言われており、この期間中にお墓や仏壇の手入れを行い、故人を供養するといわれております。
お彼岸は、日本に古くから伝わる大切な供養の習慣であり、家族が故人・ご先祖を想い、感謝を伝える機会であると言えます。

お彼岸|そうは言うものの何をしたらよいのか?

2-1. お墓参りの流れと作法

お彼岸には、家族でお墓参りをし、故人への感謝を伝えることが大切です。
亡くなったご先祖様・ご家族様に対し、心を込めて手を合わせることで、故人とのつながりを感じられる為です。
・お墓参りの手順
1.墓石を掃除する(落ち葉や汚れを拭く)
2.仏花を供える(菊やリンドウなど)
3.お線香をあげ、手を合わせる
4.故人へ報告と感謝の言葉を伝える
このように、手順をご案内しましたが、お墓参りは形よりも気持ちが大切です。
掃除やお供え物の準備をしながら、故人の時間を大切にお過ごしください。

2-2. 仏壇での供養|何を供えるの?

自宅の仏壇に手を合わせ、その方がお好きだった食べ物やお花を供えてあげてください。
具体的には、
・お供えに適したもの
oおはぎ(春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼ばれる)
o季節の果物や野菜
oご本人がお好きだったもの(お菓子、お茶など)
o供花(白や黄色の花が良い)
形式的に行うのではなく、ご本人様が喜ぶものを供えながら、感謝の気持ちを伝えることが供養へと繋がります。

お彼岸の過ごし方|気をつけたいポイント

3-1. 「やらなければいけない」と考えすぎない

お彼岸の供養は義務ではなく、「気持ちを込めて行うこと」が大切です。
ひたすらにこだわると、準備などに追われ、本来の「故人を偲ぶ」目的が薄れてしまいます。
・「お彼岸は必ずお墓参りをしなければいけない」と思わず、都合が付くタイミングでゆっくり手を合わせるだけでも十分です
・自宅で線香を焚きながら、家族でご先祖様・ご本人様の想い出話をするだけでも供養になります。
供養の形に正解はなく、大切なことは「故人を想う心」がそれが一番の供養へと繋がります。

3-2. 遠方の場合や忙しい場合の供養方法

遠方や多忙でお墓参りが難しい場合でも、自宅や手紙で供養の気持ちを伝えることは、方法次第では可能です。
具体例として…
ご遠方の場合→自宅でお線香を焚き、手を合わせる
お忙しい場合→ 手紙を書いてご本人様へ思いを綴る(仏壇に手紙を供える)
直接お墓・お仏壇を祀るご自宅へ足を運べなくても、できる範囲でご先祖様・ご本人様を想うことが大切です。

【お彼岸でよくある質問と回答】|Q&A

お彼岸を迎える方の中で、ご質問を頂く内容をいくつか挙げてみました。

Q1. お彼岸のお墓参りはいつ行ってもいいですか?

A. お彼岸の期間中であれば、いつでも問題はありません。

お彼岸は、春分の日や秋分の日を中心に前後3日間を含めた7日間です。
ただし、春分の日や秋分の日は場所によってはお墓が混むこともため、落ち着いてお墓参りをしたい場合は、前後の日程を選ぶのも1つです。

Q2. お墓参りに行けない場合、どうすればいいですか?

A. 自宅で手を合わせる、お線香を焚くなどの方法があります。

遠方に住んでいることにより、体調の関係でお墓参りに行けない場合でも、供養の気持ちを伝えることはできます。
自宅で供養→ 仏壇に手を合わせ、お線香を焚く
手紙を書く→ 故人に向けた感謝の手紙を用意し、仏壇にお供える
お墓参り代行サービス→ 墓地の清掃や供花、お線香をあげて受け取るサービスを利用する
( 「 〇〇市(お墓のある場所) お墓参り 代行 」とインターネットで検索すると何社か出てきます )
大切なのは、「お墓に行くこと」よりも、「故人を想う気持ちを持つこと」です。

Q3. お彼岸のお供え物は何を準備すればいいですか?

A. 「おはぎ(ぼたもち)」や、好きだった食べ物をお供えしてあげてください。

お彼岸のお供え物として、春は「ぼたもち」(牡丹餅)、秋は「おはぎ」(お萩)がよく用意されています。これは、もち米を使った甘い和菓子で、昔から供養の場で用いられてきました。
その他にも以下のものがよくお供えされております。
〇季節の果物(りんご、柿、梨など)
〇故人の好きだったお菓子や飲み物
〇仏花(白や黄色を思いついた花が良い)
お供えの際は、宗派や家のしきたりによって違うこともある為、ご家族様と相談して決めるのが良いでしょう。

Q4. お彼岸の期間中、毎日お墓参りをする必要がありますか?

A. お彼岸の期間中は、一度お墓参りをすれば十分です。無理をして毎日行く必要はありません。

大切なものは、故人を想う気持ちを持って、感謝を伝えることです。
お墓が遠い場合や忙しい場合は、お墓参りに行かなくても、自宅で手を合わせるだけでも供養になります。

Q5. お彼岸にはどんな服装で行ってもいいですか?

A. 基本的に普段着で大丈夫ですが、派手な服装は避けて頂く方が好ましいです。

お彼岸のお墓参りは、法事のようにフォーマルな服装をする必要はありません。
✅避けたほうがよい服装
〇明るすぎる色
〇短すぎるスカート、ダメージジーンズなどカジュアルすぎる服装
〇サンダルや派手なアクセサリー
✅おすすめの服装
〇黒・紺・グレーなど落ち着いた色の服
〇歩きやすい靴(お墓は砂利道や坂道が多い場合があるため)
〇動きやすく、掃除もしやすい服装
基本的には、「お墓参りに適した清潔感のある服装」を意識していただければ、問題ありません。

Q6. お彼岸は仏教の行事ですが、無宗教の場合はどうですか?

A. 宗教に関係なく、「故人を想う時間」を持つことが大切です。

お彼岸は仏教に由来する行事ですが、宗教関係ではなく「故人を偲ぶ」ことが目的です。
無宗教でも、お墓参りや手を合わせることに問題はありません。
仏壇がない場合は、写真の前で手を合わせたり、故人の好きだったものを用意して故人を偲び時間を作ってよいでしょう。
形よりも、「故人を思い出し、感謝する時間を持つこと」が何よりも大切です。

Q7. お彼岸には何をするのが一般的ですか?

A. お墓、仏壇の掃除、お供え物を供えるのが一般的です。

一般的に、お彼岸には以下の事を行います。
1.お墓参り(墓石の掃除、供花、お線香、お参り)
2.仏壇の掃除・お供え(おはぎや果物、花を供える)
3.家族で故人を偲ぶ時間を持つ(食事や会話をしながら故人を想う)
お彼岸は、難しい行事ではありません。「故人を想い、感謝を伝える」が一番の目的です。

Q8. お彼岸や知人に挨拶をするのが適切ですか?

A. 直接会う機会があれば「お彼岸ですね」と声をかける程度でOKです。

お彼岸はお盆のように、親戚が集まって行うほどの大行事ではありません。
特別な挨拶は不要ですが、親族とお墓参りを一緒にする場合などは、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

まとめ|お彼岸を心穏やかに迎えするために・・・

いかがでしたでしょうか?
お彼岸は、気づかないことも多く、不安を感じるかもしれません。
それでも、大切なことは、「故人を想う気持ち」を持つことです。
心を込めて手を合わせ、穏やかな気持ちでお彼岸をお迎えし、お過ごしください。

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